地盤を補強する
Ground Reinforcement
建物沈下修正工事
地盤沈下で傾いた家を水平に戻します。
工法概要
もともと地盤が軟弱だったり、近隣の掘削工事や振動などによって地盤沈下が引き起こされ、家が傾くことがあります。このような場合に、沈下修復工事によって傾いた家を水平に戻します。
工法仕様
- 通常の生活をしながら沈下家屋の修復が可能
- 3階建て程度の戸建て住宅が対応可能
- 狭小地、重機の搬入が不可能な場所でも対応可能
施工手順
掘削
ジャッキ据付位置を中心にスペースを考慮して正確に掘削します。
鋼管・油圧ジャッキ配置
短くした鋼管を建て込み、油圧ジャッキを据付ます。
鋼管圧入-1
建物の重さを利用して油圧ジャッキで鋼管を圧入します。
鋼管圧入-2
新たな鋼管を溶接し、支持層に到達するまで圧入します。
ジャッキ台取り付け
鋼管が支持層に到達したらジャッキ台を取り付けます。
ジャッキアップ
油圧ジャッキを全箇所セットして建物をあげていきます。
埋戻し
建物が正常な状態に戻った後、埋め戻しを行います。
モルタル注入・整地
最後に、補強の為に鋼管と基礎との結合部にモルタルを注入し、整地を行います。
※掘削が深い場合は土留めが必要