地盤を調べる
Ground Investigation

その他試験、調査

平板載荷試験

平板載荷試験

平板載荷試験は、原地盤に剛な載荷板を設置して垂直荷重を与え、この荷重の大きさと載荷板の沈下量との関係から地盤反力係数や極限支持力などの地盤の変形および支持力特性を調べるための試験です。

一軸圧縮試験

一軸圧縮試験

自立する供試体に対して周囲を拘束しない状態で上部から圧縮する試験で、その最大の圧縮応力を一軸圧縮強さquといいます。主として、自然状態の地盤から採取した乱さない粘性土試料の一軸圧縮強さや、表層地盤改良や柱状地盤改良などの品質確認試験として多く用いられています。

三軸圧縮試験

三軸圧縮試験

試験の目的は、土のせん断強さを実験で求めることです。この試験は、一軸圧縮試験とは異なって供試体の周囲を水で拘束し、せん断に先立って供試体に応力を加えて圧密させたり、試験中の排水状態をかえたりして行います。様々な地盤状態を想定したせん断強さを求めることができます。粘性土だけでなく、砂質土のせん断強さを求めることもできます。

圧密試験

圧密試験

直径6cm、高さ2cmの供試体を用いて、荷重を24時間ごとに2倍ずつかけて試料を徐々に圧縮させ、その特性を調べる試験です。試験は10日程度の日数が必要となります。建物を建てたときに地盤に沈下(圧密沈下)が生じるか否かを検討するためにはこの試験を行う必要があります。