地盤を造る
Ground Construction
軽量盛土工事
ウレタンLH工法
新技術提供システム NETIS登録 KT-010002-V
ウレタンLH工法は、土圧や荷重を低減し、多様な地形や形状に対応可能です。
工法概要
軟弱地盤上の盛土工法や山岳傾斜地の拡幅盛土、さらには任意形状での発泡・成形が可能な利点を生かした狭隘部の充填工法に広く用いられている軽量盛土工法です。
特徴
- 軽量性 従来工法に比べて土圧や荷重を低減することができます。
- 形状対応性 多様な地形や形状に合わせて形成が可能です。
- 施工性 材料を液状で現場へ搬入し、専用の発砲装置一式を2トン程度のトラックで現場に持ち込み、少人数で施工が可能です。
- 接着性 原液を対象物にスプレーするだけで、発泡硬化と同時に対象面に強力に接着します。
- 経済性 軽量であることから、軟弱地盤の盛土工事においても地盤改良工事や基礎工事を軽減することによりコストが削減され、さらに液状搬入のため輸送費もコストダウンできます。
施工例
急傾斜盛土
(道路の新設・拡幅)
発泡ウレタンの軽量性、一体連続発泡により傾斜地盤に及ぼす影響がほとんどなく、急傾斜地に盛土施工が可能。
構造物との裏込め
(土圧軽減)
橋台・擁壁の作用土圧低減
構造物断面の減少や段差の防止がはかれます。
任意形状盛土
任意の形状に施工できるので、園地の造形などに対応。
発泡スチロールとの
併用盛土
EPS(発泡にスチロール)工法の地盤等との間詰材として利用。
Tn-p工法
新技術提供システム NETIS登録 KT-070035-A
Tn-p工法は、発泡ウレタンフォームでトンネル裏込め補修や空洞充填を行います。
工法概要
トンネル裏込補修や空洞充填などに用いるウレタン注入工法です。従来は可塑性エアモルタルなどで充填していましたが、注入設備及び施工スペースの大幅な小型化を実現するとともに軽量性、耐圧縮性、止水性を有するため、道路トンネルの他、水路トンネル等の小断面で延長の長いトンネルでの適用も可能となりました。
特徴
- 材料の反応硬化時間が早いため、作業時間の短縮化と施工人員の省力化が可能。
- 作業はコンパクトな発泡機を使い、地中への拡散浸透も少なく、高発泡倍率なので材料ロスも少ない。
- 耐熱・耐水・耐薬品性にも優れており、再溶解もなく水質汚染などの問題もありません。
施工例
EPS工法
発泡スチロールブロックを積み重ねた構造で盛土荷重を低減します。